新型コロナウイルスの影響で中止または延期した一箱古本市があります。詳しくは各一箱古本市ウェブサイトやSNS等でご確認ください。

旧郵便局の空間にしっとりと馴染むひらすま書房

時は江戸時代。富山県射水市にある旧北陸道沿いには商家が建ち並び、宿場町として繁栄すると共に、東は東京、西は京都から数多くの文化が流入してきたと言われる地域。この地域に大正13年(1924年)に当時の郵便局長であった方が自費で1つの郵便局を建築しました。

それから何十年の時を経て現在のオーナーの手に渡り、「LETTER」と名付けられたこの建物の1階にひらすま書房という古本屋さんが入居することになりました。

郵便局の面影を残す古本屋さん

ひらすま書房の駐車場に車を駐めてLETTERを眺めると、屋根の下には〒マーク、入口には小杉郵便局の文字。建物はクリーム色で、地面に近い部分は石張り、そして整列した縦長の窓。明治・大正時代に見られる洋館づくりは何ともレトロな佇まいをしていました。

木製の扉を開けると、正面には大きくて分厚いカウンター。現在は本が並んでいますが、郵便局として使用されていた当時は局員さんとお客さんのやり取りがこの場所で行われていたいのかと思うと、タイムスリップしたような感覚になります。

同じように入口を入って右側には当時の電話スペースと共に「公衆電話料は1回10円です」と書かれた古い貼り紙が、何ともいい雰囲気を感じさせてくれます。

当時は一般の人が入ることができなかったと思われる郵便局の内側の部分も今では入る事ができ、ひらすま書房さんの古本のメインスペースで本棚が並んでいます。

ひらすま書房さんに置かれている古本は暮らしに関わる本を中心に絵本も数多く置かれていました。新書も一部あり、富山を中心とする活動する方の本も多数ありました。

何気なく本を選んでいると、入口の扉がバタンバタンと。扉の立て付けに隙間があって風が入ってきてしまうと店主の本居さん。他にも鉄製の窓は錆で開かなくなってしまっていたり、古い建物を活用するためにちょっとした苦労があるよう。

床は張り替えて、照明などは新しいものに取り替えているけれど、他はほぼそのままという店内は古本とすごく合っていて、心地がよい店内でした。

建物の横に2台分の駐車場

ひらすま書房さんの駐車場は、LETTERの建物の右側に2台分スペースがあります。古本の買い取りで重い本を長距離持って移動しなくてもよいところも含めて、駐車場がすぐ近くにあるところは本当に便利です。

ひらすま書房さんの最寄り駅は「あいの風とやま鉄道」の小杉駅で徒歩10分くらい。小杉駅へは富山駅から2区間と近く、電車でふらりと行くにも良さそうでした。また小杉駅から出ている射水市コミュニティバス「きときとバス」に乗って「荒町」で下車する方法もあります。荒町バス停はLETTERの目の前にあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)