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Norihito Hiraide × サカグチタカトシ「岐阜 雑文、写真」トークイベント

岐阜の新書も扱う古本屋・徒然舎さんの店内で2019年12月12日(木)~12月23日(月)の間、Norihito Hiraide × サカグチタカトシ「岐阜 雑文、写真」展が行われ、店内の柱や壁、本棚の側面や隙間などに、Norihito Hiraideさんの写真、サカグチタカトシさんの文の貼られ、古本屋さんならではの空間を活用した展示が行われました。

展示期間中である2019年12月20日(金)には、2人のトークイベントが同じ岐阜市内の柳ヶ瀬商店街にある「サロン・ド マルイチ」にて行われました。

Norihito Hiraide × サカグチタカトシ「岐阜 雑文、写真」展

日 時:2019年12月12日(木)~12月23日(月) 11:00~19:00

場 所:徒然舎 店内

トークイベント

日 時:2019年12月20日(金)20:00~21:00

ゲスト:Norihito Hiraide、サカグチタカトシ

場 所:サロン・ド マルイチ

トークイベントは自己紹介から

19:30開場、20:00開演で始まったトークイベントは、20:00頃には準備されていたイスはほぼ満席の状態。トークの始まりは2人の自己紹介からスタート。

Norihito Hiraideさん(以下:ノリくん)は2011年まで音楽活動を行っていたけれど、新しい何かを探しにカメラの道へ。2018年に写真集「Norihito Hiraide」を出したことをきっかけに会社を辞めてフリーカメラマンとして独立し、2019年にも1冊写真集を発表。
サカグチタカトシさん(以下:グッチ)の本職は、病院にておじいちゃんやおばあちゃんなどにリハビリやマッサージなどを行う理学療法士。2018年の夏に日常の出来事を綴ったZINE「しげき的な日々」を作成し、現在までに5冊発刊。発刊したZINEはイベントで配ったり、自身の好きな本屋さんに置いてもらったり。

2人の出会いは納屋橋のライブハウス。共通の友だちが紹介してくれたことが全ての始まりだった。(この時グッチの胸ポケットには「いいちこ」のビンが入っていたらしい)意気投合した2人は、2018年にノリくんが写真集を出したことをきっかけに、グッチが以前から行きつけの岐阜の徒然舎さんへ足を運び、ノリくん、グッチ、徒然舎さんが繋がっていく。

ノリくん、グッチは共に名古屋在住。その2人が岐阜とつながるきっかけは、岐阜の柳ヶ瀬で月に1回行われているサンデービルヂングマーケットに、友だちが出店していることをきっかけに岐阜へ通うようになったとグッチ。同じ柳ヶ瀬にある昭和の名作シネマを上映するロイヤル劇場は入場料一律500円という安さに加え、入れ替え制がないシステムで、ガサゴソお菓子を食べる人がいたり、映画と会話をしているお客さんがいたり、その緩さと面白さにはまり、回数券を買ってしまうほどのめり込んだとか。

展示のはじまり

徒然舎の店主である深谷さんがノリくんに「店で展示をやらない?」と話しを持ちかけ、ノリくんがグッチを誘ったことで今回の展示企画が始まり、テーマは「岐阜」というところまではすぐに決まった。問題は名前の表記で「ぐっさん(グッチはぐっさんと呼ばれている)」の名前はゆるゆるなネーミングである「ぐっさん」のままでいいの?問題が発生し、漢字は固いからカタカナ明記にしよう(ホンマタカシのように・・・)と決定したらしい。

グッチにはもう一つ問題があり、日記形式の文章をどのように展示するのかということ。ノリくんの写真集をデザインした方に「文庫本を切って貼るようなイメージでどう?」と助言をもらい、文庫本っぽいフォントで文章を展示する方向性が決まった。

展示のためにシェアサイクルを借りて岐阜の街をまわる2人。片方が「ちょっと待って!」と止まっても、もう片方は「そこの何がいいのか分からない」の連続。バラバラなようで視点が似ているのか、不思議と並べた写真と文章は合っている。と本人たちは語る。

展示は本屋さんの空間を活かして、壁や柱だけではなく、本棚の側面や本棚の中にも展示が行われ、本を探しに来たお客さんが偶然写真や文章を目にする機会を増やすような展示方法も取り入れた。また、本のジャンルにあった写真と文章を貼るなど工夫も凝らした。

展示の裏話とこれから

展示のお土産セットとして「写真(ポストカード)とZINE」を製作販売した2人。グッチのZINEはいつもはホームセンターの5円コピーだけれど、今回はリソグラフにて印刷。事前打ち合わせでは「当日は印刷と製本を行います!」とのことだったけれど、グッチが持ち込んだUSBメモリの中のデータは文字化けが酷く、急遽ネットカフェで訂正し、印刷会社へ戻って確認したところ別の文字化けが発見され、再度ネットカフェで訂正をするという出来事があったとか。その間、取り残されたノリくんは・・・

展示の初日には、岐阜新聞と中日新聞の記者が徒然舎に訪れて取材され、展示初日はノリくん、グッチともに仕事で徒然舎にはいなかったこともあり、店主の深谷さんが対応された。岐阜新聞・中日新聞の地方版にそれぞれ掲載されている。(新聞でのグッチは本名と病院職員という肩書きで掲載)

ノリくんは今年、展示の他にアメリカ行きと写真集の発刊と忙しい日々だったけれど、来年もまた海外に行ったり、東京で展示会を開きたい、グッチは来年は日記以外でやりたい(本をつくる?)と語り、トークイベントは1時間ほどで終了した。

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