本を運びやすい台車の形状

古本市に参加する時に悩むのが古本市会場への本の搬入と搬出方法です。会場の出店場所となるブース近くに車を駐車して荷物を置くことができればよいのですが、それが可能な古本市ばかりではなく、車を近くのコインパーキングなどに駐めて各自搬入搬出を行わなければならない古本市もあります。

少量の本であれば手で持って移動できますが、本を並べるためのテーブルや棚などの備品を含めると何往復しても終わらないほどの量になってしまいます。(特に本は重くて持ち運びに腰を痛める心配も・・・)

古本市に参加するときに備えておきたいのが台車です。台車があるとないのとでは搬入や搬出の楽さが大きく異なります。

どのような台車が古本市に向いているのか

古本市に出店しているプロの古本屋さんが使っている台車を見ていると、大きなスチール製で骨格がしっかりしている頑丈な台車を使っていました。タイヤも大きく「何百キロ(1トン超え?)まで載せられるんだろう」と思うほどです。

頑丈な台車であれば頼もしいのですが、一般の人が古本市で使用するには大きすぎますし、折りたたんでも大きな台車は商用車でない限り、車の中でも大きなスペースを占領してしまいます。台車自体が重すぎて、車から出したり入れたりする動作で疲弊してしまいます。

古本市で使用しやすい台車をいくつかピックアップしてみました。

  • 安価なプラスチック製で持ち運びしやすい台車
  • オフィスで使用されることも多いスチール製の折りたたみ台車
  • 機動力が高い2輪台車
  • アウトドアでも使用できるアルミフレーム台車

プラスチック製で軽く持ち運びしやすい台車です。取手の部分のみスチール製で折りたたみ式でコンパクトになるため車にも積みやすいメリットがあります。しかも安い。

耐荷重は100kgや150kgなどかなり耐えられるので古本を載せても問題はないのですが、古本市の会場が道路や歩道などのアスファルトの場合、重い古本を載せて台車を動かすと台車の土台が軽く重心が高くなることもあり、アスファルトの凹凸に古本が揺らされてグラグラします。グラグラ揺さぶられたまま台車を動かし続けると、古本が台車から落下してしまうため、古本の位置を直しながら運ぶことになります。
道路と歩道の段差を乗り越えらないデメリットも結構痛手でした。

基本的にはオフィスの床などフラットな場所で使用する事が前提のようですが、運べなくはないと思います。

「ザ・台車」とも言えるスタンダードなスチール製台車です。自分は使ったことがないので多くは語れないのですが、台車自体はそこそこの重さ、折りたためばそこそこのコンパクトさ、荷台はラバー貼りで古本もスベりにくいと思います。ネットでも購入できますし、どこのホームセンターでも販売していますので、購入しやすいのもポイントかなと思います。

2輪のタイプの台車で有名な商品がMAGNA CART(マグナカート)です。持ち手部分も荷台部分もスチール製で耐荷重は50kg超えでありながら、台車は軽く、2輪のため機動性も高いです。

バンドマンが楽器やアンプを運ぶのに使うケースが多いらしく、楽器店が取り扱っていることも多い台車です。コストコや一部のホームセンター、ネットで気軽に購入できます。

古本を載せて運んだところ、フレーム自体は頑丈なスチール製で問題ないのですが、古本は重く重心がかなり下に位置することから、2輪のカートを斜めにする(移動する体制にする)ことが大変で、移動中も少しの段差でカートが横に倒れそうになるなど、正直古本の台車としては向いていませんでした。

あくまで大きいけれど比較的軽量なもの、大きくても重量が満遍なく台車にかかる物が2輪の台車には向いていると思いました。

キャンプなどで使用するアウトドア用のワゴン(アウトドアキャリーカート)も本や備品を運ぶのに使えます。アウトドア用のワゴンは骨組みはアルミ製で積載可能容量は80kgから100kgが一般的。持ち運び用で作られているため比較的軽量で台車よりはかさばりますが、そこそこコンパクトです。

アウトドア用ワゴンの一番の強みは悪路でも移動できること。道路などのアスファルトはもちろん、社寺仏閣などの砂利道、公園などの凹凸のある土の部分も太くて大きいタイヤで進むことができます。(通常の台車であればタイヤを取られて前に進めません。)

アウトドア用ワゴンはオシャレなこともあり、ワゴンの上に板を置くことで古本を置く台にもなる優れものです。

自分に合った台車を選択したい!

台車は一長一短。「軽量・コンパクト・安価」を求めると悪路に耐えられない台車、「強度・悪路への強さ」を求めると携帯性が悪く重量もあり、価格も高くなる印象です。

街中で行われる古本市にのみ出店する場合や、所有している車の荷台が狭い場合はコンパクトさ優先、社寺仏閣や木が生い茂る公園などの古本市にも参加する場合は悪路走破性を重視した台車がいいのかなと思っています。

台車にあると便利な機能

台車にあると便利な機能はストッパーです。台車の車輪に付いているもの、台車本体に付いていてペダルを踏むことでタイヤを浮かせるタイプなどさまざまですが、ストッパーは重宝します。

勾配のある場所に車を駐車したり、古本市のブース位置に勾配があると、古本を載せた台車は重みで動いてしまいます。重たいものを乗せた台車は緩やかな勾配でも動いてしまい、隣の車にガンッとぶつかったりと迷惑をかけかねません。

搬入や搬出の際に片足で車輪が動かないように台車を止めつつ、台車の上に古本を積んだり降ろしたりするのは想像以上に大変です。ストッパー付きの台車があれば積極的に選びたいところです。

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