一箱古本市の出店に必要なもの

今までは古本市に足を運んで本を見たり、出店者さんと会話を楽しむ側でしたが、2018年に初めて近くで開催されている古本市に出展者として参加してみました。その経験を元に古本市に出店する際に必要なものをまとめてみました。

一箱古本市には出店の条件に「ダンボール箱に本を積めて手で持てる分のみ」と明記されているイベントから「売れてしまった本の補充持参歓迎!」としているイベントまで大小あります。今回は後者の数多くの本を持参できる古本市のケースを基準に列記しています。

古本市の出店に必要なもの

古本市の当日を迎える前に必要なものを準備します。

    必要なもの

  1. 古本
  2. 看板
  3. 釣り銭
  4. 釣り銭を入れるケース
  5. 値札
  6. 敷物
  7. ビニールシート

「必要なもの」8つあげてみました。

古本市に参加するためには本が必要になります。各店主さんに与えられる古本市の出店スペースは、一般的なコンパクトタープテント1つ分にあたる間口2m×奥行2mという場合や、屋外行事で使用されるイベント集会テント1つを4人でシェアする場合、間口2m×奥行1.5mなどの変形スペースなど、様々です。

店主さんが扱う本の形も様々で、単行本を中心に並べる店主さんから文庫本、雑誌、リトルプレスなど。ジャンルも様々で、いろいろな店主さんがみえることで古本市の面白さが増しているように思います。

古本市の出店スペースの広さによって持って行く冊数に違いがあると思いますが、持って行く本の冊数は店主さんの本への思いと本の並べ方にもよると思っています。1冊1冊を大切にお客さんと会話を楽しみながら売りたいという店主さんは、本を平置きにして1冊1冊がお客さんから見やすいように並べていて、実際の古本屋さんのように数多くの本を並べてお客さんに選んでほしいという店主さんは、100冊単位の本を本の背が見えるようにダンボール箱や棚などに並べているように感じました。

持って行く本の冊数は、古本市が開催される会場への交通手段にもよります。電車で行く場合は本をスーツケースに入れたり、キャリーカートなどに積んで持って行くことになると思いますが、数多くの本を持って行くことは困難です。車で会場に入られる方は、台車で移動できるため、本の冊数は店主さんの体力と筋力によるところが大きいと思います。

実際に古本市に持参する本の冊数に基準は無いように思います。

一箱古本市でなければ、箱は必須ではありませんが、箱に入れて本を売るというスタイルには憧れます。(主催をする団体によっては必須の場合もあります。)箱はダンボール箱、プラスチック箱、木の箱など、どのような箱でも良いのですが、箱に入れることで「この箱の中の本1冊300円!」など値付けが楽になったり、搬入搬出の際も箱のまま車から降ろしたり、積めたりできるため便利です。

箱以外に、小さめなシェルフ(ラックや書棚など)をブース内に置いて本を並べるなど、持って行く本をどのように見せるかで選びたいところです。

看板

屋号(お店の名前)が書かれた看板を設置します。お店の名前が分かれば何でもよいのですが、店主さんの個性があらわれるポイントでもあると思います。実際のお店のようにA型看板を出したり、重厚感のある木彫りの看板を設置してもよく、画用紙やダンボールにマジックでお店の名前を書く方法もあります。

看板は出店に必要な持ちものとされていることが多いです。

MEMO
みなさんは看板見てますか??
自分が古本市にお客さんとして行く時は、お店の名前ほとんど見ないでブースを回ってしまうので・・・実際に「○○店」だから行こう!と行動することは少ないです・・・。みなさんは見てますか?

釣り銭

どのくらいの釣り銭を持って行けばいいのかは悩むポイントです。値付けにも関連するのですが、1冊200円、300円の本が多ければ千円札や500円玉で支払う人が多いかもしれませんので、100円玉は多めに釣り銭として準備しておきたいところです。その反面、100円単位の切りがいい値付けにしておけば、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉は必要ありません。

1冊298円や398円などの値付けをしてしまうと支払う方も面倒くさいですし、2冊、3冊まとめて購入されるお客さんがいると、お釣りの計算も大変です。切りがよい値付けをしておくと楽です。

自分は千円札×15枚、500円玉×10枚、100円玉×30枚を用意しました。1万円札を出す人は何人もいないだろうと思いますし、仮にお釣りがなさそうなら「申し訳ありませんが、両替をしてから立ち寄ってください」と言っても失礼には当たらないと考えています。

意外に大変なのがお釣りを準備することでした。2018年から多くの銀行の両替機で無料で両替できる枚数を減らしたり手数料を値上げをしています。釣り銭を準備するために手数料を支払うのも微妙です。

日常的に釣り銭で使用する500円玉や100円玉は買い物をした際に使用せず貯めておくようにしました。

MEMO
千円札はATMで集める
千円札はATMで口座からお金を引き出す際に「両替」ボタンを押すと千円札で取り出すことが可能です。1万円引き出す時は1万円札1枚ではなく、千円札10枚出てきます。

釣り銭を入れるケース

釣り銭を入れておくケースは必要です。釣り銭を入れておくケースは肌身離さずカバンのように身につけておける集金バッグ(ウエストポーチ)、小さな金庫のように鍵をかけられるスチール製の金庫タイプ、100円均一などで売られている持ち運びしやすいプラスチック製ハードケースの3種類があります。集金バッグと金庫タイプはブースにどのように本を並べるか、出店する人数は何人かで決めてもよいかなと思います。

自分を中心に正面、右面、左面の3方に本を並べて販売する際は、3方向からお客さんに囲まれるためどうしても不用心になります。他のお客さんと話している間に、反対側から売り上げも含めた釣り銭を盗まれるケースもあるようです。このような時は集金バッグを使用して、お金は肌身離さずしておきたいところです。

自分を中心に机などを挟んで正面の1方向のみお客さんとやり取りを行う時は金庫タイプのケースが便利です。常に自分の正面に釣り銭がある形になりますし、相手からは手が届きません。小銭が分かれているためお釣りも出しやすいです。

古本市への出店している間には、昼食を買いに行ったり、トイレへ行ったりと自分自身がブースを離れる時間があります。ひとりで出店しているときは集金バッグの方が動きやすく、複数人での出店や店主さんがブースを離れるときはイベントスタッフの方が販売サポートしてくれる場合は金庫タイプの方が扱いやすいように思いました。

MEMO
小銭だけ机の見えないところに準備しておく
本が売れるたびに集金バッグや金庫から小銭を取り出しているのは手間ですし、お客さんを待たせてしまいます。机の見えないところに500円玉や100円玉を数枚準備しておいて、小銭のやり取りが手早くできるようにしておくとお客さんとのやり取りがスムーズになります。

値札

本に値札を付ける方法はいくつかあり、本に売上スリップを挟む方法、シールやマスキングテープに値段を書いて本に貼る方法があり、箱に値段を書いた紙を貼って「この箱の中の本はすべて1冊300円!」とすることもできます。

売上スリップ(うりあげすりっぷ)とは、市販される書籍の中に挟む二つ折りの長細い伝票のことである。短冊ともいう。

売上スリップに値段を書いて本に挟む方法は店主さんにとって便利で、売上スリップに書名と金額を書いておき、売れたときに売上スリップを回収すれば、売れた本や金額の集計が簡単にできるメリットがあります。逆にお客さんからすると、スリップを見なければ本の値段が分からないので少し手間かもしれません。

シールやマスキングテープに値段を書いて本に貼る方法は、本の裏表紙に貼っておけば、お客さんにとって本の値段が分かりやすいメリットがありますが、シールやマスキングテープの粘着力が強いと本にシール跡が残ってしまったり、本が破れてしまうこともあり、デメリットもあります。

どちらも一長一短あります。

敷物

出店ブースの場所やスペースを明確にするために敷物を敷いてくださいと言われることもあります。敷物はレジャーシートでもよいのですが、直射日光が当たるところやアスファルトの上で出店スペースがあるときは、レジャー用断熱シートを敷くと、熱が本に伝わらず本に優しいです。

ビニール製のレジャーシートではなく、布製のレジャーシートを使うと少しだけブースの高級感がアップします。ない時はブランケットや膝掛けを代用する方法もあるのかなと思います。

ビニールシート

ビニールのシートは古本市開催中に突然雨が降ってきた時に、本が濡れないようにするためのシートです。ブルーシートでもよいのですが、本が見えなくなってしまうため、ホームセンターなどで販売されている薄めの透明ビニルシートがあるとよいと思います。

古本市当日に向けて

準備した荷物を持ち上げることができるのか、当日は搬入や搬出ができる量なのかも事前にシミュレーションしておくと安心です。

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